4月20日セメント協会発表の最新需給実績によると、平成21年度の高炉比率(国内セメント販売高
における高炉セメントの比率)は、平成15年度の25.78%を超え、25.82%と、過去最高になりました。
高炉セメントには、次のような特徴があります。
○ 長期強度が良く伸び、長期耐久性に優れる.
○ 塩分遮蔽性能に優れ、鉄筋の発錆を遅らせることができる.
○ アルカリ骨材反応抑制効果が高い.
○ CO2負荷軽減効果が得られる.
このため、グリーン購入法の特定調達品目にも指定されています。高炉セメントの様々な特徴や、
施工に際しての注意事項、各種統計資料などをまとめた「鉄鋼スラグの高炉セメントへの利用」
(平成22年版)を発行しましたので、ご希望の方は協会事務局までご連絡ください。
また、当ホームページでもダウンロードして頂けます。
また、本年は1910年に官営八幡製鐵所で高炉セメントが試験製造されてから、ちょうど100年の節目
にあたります。
日本における高炉セメント100周年を記念し「高炉セメント100周年記念誌(仮称)」を刊行する予定です。
具体的な内容につきましては、随時このホームページでお知らせいたします。
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