建築物


建築分野での高炉セメントの使用実績
従来から土木工事の多くに高炉セメントが使われてきましたが、最近ではCO2削減効果に着目し、建築の使用実績が増えています。
加えて、建築物環境計画書制度を導入した東京都やCASBEE(建築環境総合性能評価システム)を導入した自治体(全国25自治体)では、建築物の環境配慮を評価して、一定レベル以上の評価ポイントとなった建築物を行政面で優遇する制度を有するところがあり、高炉セメントの使用は重要な評価ポイントとなっています。東京都建築物環境計画書制度で公表されている3,582件の建築物件中920件(26%)で高炉セメントが使用されています(2022年4月、当協会調べ)。
2013年に施行された「エコまち法(都市の低炭素化の促進に関する法律)」の低炭素建築物認定基準の中に、高炉セメント使用が加えられています。