鉄鋼スラグの需要

高炉スラグと製鋼スラグの使用内訳推移

高炉スラグ

高炉スラグの使用内訳推移を示した積み上げ棒グラフ。用途はセメント(青)、道路(緑)、地盤改良材(茶)、土木(黄)、コンクリート骨材(紫)、その他(灰)。総使用量は2011~2019年に安定し、2020年以降減少傾向。

製鋼スラグ

製鋼スラグの使用内訳推移を示した積み上げ棒グラフ。用途は道路(緑)、地盤改良材(茶)、土木(黄)、セメント(青)、コンクリート骨材(紫)、再使用(黄緑)、その他(灰)。2011~2019年は安定、2020年以降減少傾向。

高炉スラグと製鋼スラグの用途別使用内訳

高炉スラグ

高炉スラグの用途別使用内訳を示した円グラフ。合計は21,912千tで、主な用途はセメント用(80.7%)、道路用(11.8%)、コンクリート骨材(4.6%)。その他利用は2.0%、土木用は0.9%、地盤改良材は0.0%。

製鋼スラグ

製鋼スラグの用途別使用内訳を示した円グラフ。合計は12,337千tで、主な用途は道路用(49.4%)、土木用(15.7%)、再利用(20.0%)、セメント用(3.5%)。その他利用6.2%、埋立等1.8%、地盤改良材1.9%、コンクリート骨材1.1%。

(2021年度実績)

参考:欧州の利用状況(EU18カ国合計)

(2018年度実績)

高炉スラグ
欧州の高炉スラグの利用状況を示した円グラフ。合計は2,230万tで、主な用途はセメント用(80.3%)、道路用(18.1%)、その他利用1.1%。
製鋼スラグ
欧州の製鋼グラフの利用状況を示した円グラフ。合計は1,180万tで、主な用途は道路用(70.6%)、所内リサイクル(13.1%)、セメント用(5.4%)、肥料(4.5%)、その他5.1%、土工用1.3%。

(2018年度実績)

鉄鋼スラグの用途別使用量

鉄鋼スラグの用途別使用量を示した円グラフ。合計は34,250千tで、主な用途はセメント用(52.9%)、道路用(25.3%)、土木用(6.2%)、コンクリート骨材用(3.3%)。利用(製品)は99.4%、再利用は7.2%。埋立用は0.6%(218千t)。

高炉スラグ

高炉スラグの用途別使用量を示した円グラフ。全体の合計は21,912千tで、水砕スラグが86.9%(19,050千t)を占める。主な用途はセメント用(80.1%)、徐冷スラグ(13.1%)、道路用(10.7%)などが含まれます。

転炉系スラグ

転炉系スラグの用途別使用量を示した円グラフ。合計は9,577千tで、主な用途は道路用(50.8%)、土木用(10.1%)、セメント用(4.0%)、コンクリート骨材用(0.3%)。再使用は25.2%(2,414千t)、利用(製品)は99.4%。埋立用は0.6%(60千t)。

電気炉系スラグ

電気炉系スラグの用途別使用量を示した円グラフ。合計は2,760千tで、主な用途は道路用(44.3%)、土木用(35.0%)、セメント用(1.8%)、コンクリート骨材用(4.0%)。利用(製品)は94.3%、再使用は2.0%。埋立用は0.6%(60千t)。

セメント向け高炉スラグ輸出先内訳

セメント向け高炉スラグ輸出先内訳を示した円グラフ。2021年度の総出荷量は1,075千t。主な輸出先はアメリカ(21.1%)、バングラデシュ(15.8%)、台湾(12.8%)、オーストラリア(11.6%)、イギリス(6.0%)、アラブ首長国連邦(5.5%)、韓国(3.1%)、フィリピン(2.7%)、コロンビア(2.2%)、カタール(2.2%)、ベトナム(1.2%)、マレーシア(1.0%)、その他(6.8%)。

鉄鋼スラグの生成量・埋立量推移

鉄鋼スラグの生成量・埋立量推移を示した棒グラフ。1980年から2021年までのデータを表示。生成量(青色)は一貫して3,000~4,000万tの範囲で推移。埋立量(赤色)は1980年代に比較的高く、その後大幅に減少し、2000年以降はほぼゼロに近い水準。
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